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独自のストレスチェック指標を使ったアプリの作成


 私の研究テーマは、 脳や身体の反応ではなく、心の動きにもとづいた独自のストレス指標(PNI)
の開発と、そのストレス指標を使った診断アプリの制作です。

アドバンスト・コース
1年(当時)
遠藤さん

学生へのインタビュー

プロジェクトの意義は何ですか?

 1つめに、医療革命。2つめに、唯物論・唯脳論の打破。3つめに、心の動きについて数学を使って立体的に表現するという「最新の理論物理学への貢献」があげられます。
 現在、日本では薬や処方箋による治療が支流ですが、アメリカなどの国外では、その人の好ましくない考え方や思考パターンが身体に悪影響を及ぼすと一部では考えられており、がん患者に対して抗がん剤治療ではなく、心理カウンセリングを用いることで病気を作り出すメカニズムそのものを治そうする治療法もでてきています。このような治療法を日本でも取り入れるとともに、この治療法のメカニズムを理論的に証明することで、「心の傾向性や考え方が及ぼす3次元への影響、”おもい”と病気の関係」を明らかにしていきたいです。

研究を通して得た学びは何ですか?

 まず、自分の心が変わったと思います。仏教や幸福の科学など、宗教で説かれている心や魂に関する教えを学ぶと同時に、これまでの心理学や医学界で発表された研究報告も一緒に学んでいくことで、心身分野における学問の理解が深まったと思います。
 また、心の研究を通じて学んだ内容を自分が実践することによって、以前よりもストレスマネジメントができるようになり、そう簡単にはつぶれなくなりました。
 そして、北海道のある大手グループ会社と共同研究をさせていただくことにより、学生気分を捨てるきっかけとなりました。と言いましても、まだまだ自分は学生気分なので、現在の課題点なのですが、自分の甘えを知るきっかけになったと思います。

今後の展開はどうなりますか?

 提携いただいている企業さまの御支援のもと、研究及びアプリ開発が進み、2020年春にはAndroid、iosともにダウンロードができるようになる予定です。今後は、アプリの精度と信頼性をあげ、また、マーケット開拓や、市場戦略なども考えていき、「稼げる研究者」になりたいと思います。
(その後、2020年にAndroid、iOS共にアプリをリリース。2021年にアプリを閉じ、特許も申請した。)

テーマに興味を持つきっかけは何でしたか?

 自分は中学の頃から、人間観察が好きで、部活や勉強の面で成果を出せる人・出せない人のマインドを見て、多くのことを学ばせていただきました。そうした中で、最後に結果を出す人は運動神経がいい人、地頭がいい人ではなく考え方が優れており、最後まで努力し続けた人という傾向性を見つけました。幸福の科学の教えを学び、考え方が心に由来する者だと知り、心の研究を通して、社会福祉に貢献していきたいと思ったのがきっかけです。

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