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核融合エネルギー発電を実用化し、「一家に一台」を目指す


 我々は、未来の新エネルギー源として「核融合エネルギー発電」の実用化に向けた研究を行なっています。
 核融合は、軽い原子核同士が衝突し重たい原子核に変換される時に膨大な熱エネルギーが発生します、 例えば、 核融合燃料となる重水素1gから石油8t分のエネルギーを生み出すことが可能です。これは、 従来のエネルギー発電よりも多くのエネルギーを得ることが可能となるため、世界全体のエネルギー問題を解決することができます。
 また、 核融合の特徴として、原⼦⼒発電とは異なり、暴⾛による危険性がなく、⾼レベルの放射性廃棄物が発⽣しない特徴があります。さらには、環境にも優しく、燃料が海から取れる利点もあります。
 すでに、世界では核融合の研究が行われていますが装置が大きく研究開発に莫大な予算が要するため、 今世紀中までの実用化が疑問視されています。
 HSUでは、 一般的な磁場やレーザーを用いた閉じ込め方式を採用せず、電場のみの力で核融合反応が可能な、小型直線IECF( Inertial Electrostatic Confinement Fusion; 慣性静電閉じ込め核融合) の試作機を開発しました。

学生へのインタビュー(柏原大悟さん 4年〔当時〕)

将来の夢や頑張っていることを教えてください。

 私は大川研(プラズマ研)にいるのですが、そこで行っている小型核融合研究に参加しています。小型核融合が実現すれば、わずかな燃料で莫大なエネルギーが供給できます。エネルギーの不足は産業にとって大きな問題ですし、また、「霊は思考するエネルギー」ともいわれるとおり、霊界を科学するうえでもエネルギーは一つのカギになると思っています。
 最近は、研究の中で必要な『放射線取扱主任者』試験の勉強をしています。

未来産業学部に入って、一番良かったと思えることは何ですか?

 未来産業学部は分野が幅広くて、好きな科目が学べるところがいいと思います。自由な雰囲気で、やりたいことがあれば先生方は全力でサポートしてくださいます。それに、文系は理系の授業を受けることはできませんが、未来産業学部なら、ほとんどどんな授業でも受けられます(笑)。
 あとは、先輩方がかっこいい人が多いことですね。研究室に泊まり込んで研究をしている先輩もいれば、起業を目指して頑張っている先輩もいるし、実験器具を自分でつくってしまう先輩もいます。そうした先輩たちを見ていると夢があり、自分も感化されます。

好きな科目は何ですか?

 幸福の科学教学系の科目と、『相対論』、『応用数学』です。

授業のない時間はどのように過ごしていますか?。

 課題をこなしたり、図書館で御法話を拝聴したり、読書をしたりしています。

休日はどのように過ごしていますか?

 Skypeで仏法真理塾「サクセスNo.1」の学生講師をしたり、散歩や読書をしたりしています。

新入生へのメッセージをお願いします。

 未来を創っていく主役になれるという意味で、未来産業学部は一番夢がある学部です。仏法真理が指し示す新文明を現実化していこうと、先生方と学生が協力して研究する姿は、HSUだからこそできることではないでしょうか。
 私は、実験に参加したり、発表の機会をいただいたりと、多くの経験をさせていただいて、未来産業学部に入って本当に良かったと思っています。
 HSUでは、仏法真理を基にした学問を学べるという最高の環境が与えられています。しかし、どんな学校でも、入学しさえすればいいのではなく、その環境を活かすことができるかどうかは自分の努力次第です。暗いニュースが多い今だからこそ、未来を切り拓く志のある方が必要とされていると思います。皆様の活躍を心から応援しています。

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